酵素を体内に取り入れる方法としては、
酵素スムージーに加えて市販の酵素サプリや酵素ドリンクがあります。
自分で作る必要がないという意味では利用しやすいサプリやドリンクですが、この二つにはどんな違いがあるのでしょうか?
酵素サプリと酵素ドリンクについて、それぞれメリットとデメリットをまとめてみました。
酵素サプリのメリットとデメリット
まず、酵素サプリの最大のメリットとしては、持ち運びや保存に優れているというポイントが挙げられます。
酵素サプリの場合も、一般的なサプリメントと同様に錠剤ですので、日中に摂取したいというときには便利ですよね。
保存する場合にも場所を取りません。
また、無味無臭の錠剤ですので、酵素ドリンクの独特の風味が苦手だという人の場合も苦痛を感じることなく酵素を摂取することができます。
次にデメリットだと言えるのは、まず酵素ドリンクに比べると即効性が低いという点があります。
ドリンクの方が吸収性に優れているため、比較するとどうしてもサプリの方がすぐには効果が出にくいようです。
また、サプリではお腹にたまりにくいため、置き換え食としては使えないという点もデメリットだと言えるでしょう。
酵素ドリンクのメリットとデメリット
一方で酵素ドリンクのメリットはまず、サプリよりも吸収性に優れていて即効性が高いという点が第一に挙げられます。
短期間でのダイエットを目指しているときなど、できるだけ効率よく酵素の効果を得たいという場合には、ドリンクの方が優れていると言えそうです。
次にデメリットとしては、持ち運びには向いていないこと、人によっては匂いや味が気になってしまう場合があることが挙げられるでしょう。
酵素サプリと酵素ドリンクには、それぞれ良い点・悪い点が存在しています。
どちらが良いとは一概には言えませんが、即効性のあるダイエットを求めている場合にはドリンクタイプの方がおすすめだと言えそうですね。
ダイエットにはドリンクがおすすめですが…
酵素ダイエットというのは、断食(ファスティング)をサポートすることで愛用している方が多いのですが、置き換えダイエットという面では酵素サプリはファスティングダイエットには向きません。
酵素ドリンクだからこそ「置き換え」が成立するのであって、サプリメント数錠を水で飲み下しただけでは、身体と脳が「(栄養素のある)物を飲んだ」と認識しないためです。
そのため、とてつもない空腹感を感じたり、お通じなどにも影響が出ると言われています。

ただ、酵素ドリンクには独特の風味があり、これを苦手と感じる人も少なくありません。
なんとも言えない酸味と渋み、えぐみなどがあります。水よりも炭酸水やお湯で希釈した方が飲みやすいそうですが、なかなかこの風味に慣れない方も。
酵素ドリンクの味が苦手な人には「飲むのがしんどい」という欠点があります。
最近は、コンブチャクレンズのように、最近では味が美味しい酵素ドリンクも出てきています
持ち運びの良さとコストパフォーマンスはサプリメント
職場や学校などに持っていき、お昼ごはんの前後に飲みたいという方にはサプリメントがおすすめです。
持ち運びやすさは勿論、酵素ドリンク独特の臭いもありません。
酵素ドリンクだと風味が苦手で手が出ないという方も、サプリメントならば気軽に摂取できます。
また、摂取量で見ると、酵素ドリンクよりもコストパフォーマンスが良いのがサプリメントの特徴のひとつでもあります。
一見すると酵素ドリンクの方が量が多いように思えますが、服用する量で計算するとさほど大きな違いはないものの、若干サプリメントの方がオトクなようです。
結局どちらが良いのか
では、結局のところ酵素ドリンクと酵素サプリメントはどちらが良いのかメリット、デメリットを整理します。
断食(ファスティング)・置き換えダイエットをするならばドリンクです。
また、ドリンクの方が吸収率が良いというメリットもあります。ドリンクのデメリットは風味が苦手な方にとっては飲みにくいというところ、そして若干ではありますが、サプリメントよりも高めなところです。
持ち運び、気軽に服用したいという方にはサプリメントがおすすめです。
コストパフォーマンスも、ドリンクより良いのが魅力です。ただ、吸収率はドリンクに劣ります。